我が人生は物語と共に

映画や演劇の感想など。エンタメと文学をこよなく愛します。

ジョゼフ・マゼロは90年代最高の子役の一人だと思う。


SCREEN7月号に、「最近見ないような気がするけど……あの子役はいまもがんばっていた!」とかいうコーナーがあり、そこに大好きなジョゼフ・マゼロが載っていました。


そんなわけで、今回はジョゼフのことをご紹介。


Joseph Mazzello。日本語表記だとジョセフだったりジョゼフだったり、マゼロだったりマッゼロだったりいろいろあってややこしいジョゼフさん。
近年はジョーとなってたりもする。
私は特に意味はないのですが、Wikiに合わせてジョゼフ・マゼロで統一してます。


子役という分類では今のところ一番好きな俳優です。
別に大人になってからも好きですけどね、子役の時の方が好きなんで。最近そんなに姿見れてないし。でもドラマ『ザ・パシフィック』はとても良かったです。


とにかくジョゼフも演技が上手かったですね。
とても小さい頃から演技力は安定していました。
微妙な目の動きと顔の表情が大好きです。



さてさて今回紹介するのは以下の作品たち。







ジュラシック・パーク

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一番有名なのはやはりこれですよね。説明不要のスピルバーグ監督の大作。


映画そんなに観ない人の間でも『ジュラシック・パーク』はよく知られているし、映画観るけどジョゼフ・マゼロの名前は知らない〜なんて人でも、ジュラシック・パークの男の子と言えば通じます。

アリアナ・リチャーズ演じる姉レックスの活躍に反して、ジョゼフ演じる弟ティムは特に何をするわけでもないですが、画面に愛らしさを添えてくれてます(笑)

しかし原作では姉弟ではなく、兄妹で、システム再起動させるのは兄ティムの方だそうですね。

さらにこれはジョゼフファンとしての小ネタですが、映画でティムを弟に変えたのは、監督かプロデューサーか、とにかく製作陣が、ジョゼフを起用したかったかららしい……というのを以前どこかで読んだ記憶があるのですが。どこで読んだのかな?ウィキペディアかと思ったら違った。でもまた探すの面倒。とりあえずソース不明ということですいません(笑)

※追記(2015.5.31)
改めてちゃんと見てみたら、やっぱりWikipediaに書いていました。
「ティム役のジョゼフ・マゼロの演技が素晴らしく、スピルバーグを感心させたためである。」
「ジョセフは元々『フック』のジャック役のオーディションを受け、役の年齢からは幼く見えすぎると言う理由から外されたが、その際、スピルバーグは「君の演技には感心したよ。次回は君に演じてもらうよ」と言ったとされる。」
とのことでした。

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『マイ・フレンド・フォーエバー』

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今は亡きブラッド・レンフロ主演のヒューマンドラマです。

ジョゼフはまだまだ差別視されていたHIV患者である少年デクスター役を演じました。

死を目の前にしつつも母親の愛情に包まれているデクスターと、健康ではありながらも母親に放置されてきたレンフロ演じるエリック。二人の対比が良いです。
そんな2人が友情を築き上げていく。真っ直ぐな彼らが眩しい。
抜群のヒューマンドラマです。

デクスターの母親がアナベラ・シオラ、エリックの母親がダイアナ・スカーウィッド。

感動もの嫌い!って人でも一度は観て損はないと思うよ。

やっぱり中盤の靴のシーンと、そこからのラストの靴のシーンが心にきますよね。
でも全編印象的なんですけど。この映画は好きすぎて語り出すとキリがない。

ずっとVHSしかなかったんですけど、何年か前にやっとDVDが出ましたよね。あの時はどんなに幸せだったか…(笑)

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『ラジオ・フライヤー』

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イライジャ・ウッドと兄弟役です。兄マイクと弟ボビー。
非常に愛らしい兄弟です(笑)

新しい義理の父に虐待を受ける弟ボビーがジョゼフ。
ちっちゃい兄弟がかばい合い、希望を失わず、弟を自由の身にしようとする。

……実はけっこうさりげなく重い映画だな、と今書いてて思いました。

母親がロレイン・ブラッコ、義父がアダム・ボールドウィン。大人になったマイクにトム・ハンクスも出演。

兄弟の姿が健気で胸が痛く、でも懸命に生きようとする姿に心打たれます。

ラジオ・フライヤー [DVD]

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『サイモン・バーチ』

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私は読んでいないのですが、ジョン・アーヴィングによる小説『オウエンのために祈りを』が原作です。

生まれつき体がとてもとても小さい、イアン・マイケル・スミス演じるサイモン・バーチが主人公。ジョゼフはその友人であり、物語の語り手となるジョー。

これは宗教色が強めの作品ですね。
「このような体に生まれたことには意味がある」と言い続けたサイモンの人生。

大人になったジョーがジム・キャリーです。

原作を読んでみたいと思うんですが、絶版ぽいんですよね〜。古本かぁ。

サイモン・バーチ [DVD]

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オウエンのために祈りを〈上〉 (新潮文庫)

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『激流』

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なかなかの豪華キャスト、これはジャンル的にはサスペンスですかね。

ドキドキハラハラ、けっこう好きな作品です。
川下りも迫力があって良い。

激流 [DVD]

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『永遠の愛に生きて』

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これはいまだにVHSしかないんですよ。
でも隠れた良作だと思います。

ナルニア国物語を書いた』C・S・ルイスの実話。
静かな大人の恋愛映画です。

ルイスを演じたのはアンソニー・ホプキンス
相手役のアメリカ人女性はデブラ・ウィンガー
そしてその息子役がジョゼフです。

うーむ、豪華な組み合わせだ。何故DVD出ないんでしょう。つらい。

ちなみに監督はリチャード・アッテンボローです。(ジョゼフの起用はここ繋がりかと勝手に思ってます。)

永遠の愛に生きて【字幕版】 [VHS]

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『WISH ウィッシュ/夢がかなう時』

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これは一回しか観てないのでかなり記憶が曖昧です…。
こちらもVHSのみ。

パトリック・スウェイジ主演のファンタジーです。

ジョゼフ演じる少年トムが父親を求めていたことだけはやたら印象深く覚えています。パトリック・スウェイジ演じる謎の男にすがりつくようにしていたこと。






ソーシャルネットワーク

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多くの賞にノミネート、また受賞もして、大変話題になった作品ですね。


ジョゼフは脇役です。チョイ役。
ジェシーやアンドリューの"友人"。役名も出てきたのかもしれないけどまったく記憶にない(笑)

なのでジョゼフのこの記事で取り上げるか悩みましたが。
まあ近年の出演作として、手に取りやすいものを、参考まで。

映画は面白いです。
若手の上手いキャストが揃ってます。





『ザ・パシフィック』

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HBOのTVドラマです。
こちらも大変評判になりましたので、知っている方も多いでしょう。

スピルバーグトム・ハンクス製作の、第二次世界大戦のドラマ。対日戦です。
なので余計この日本でも話題だったのかな。

さすがスピルバーグというべきか、凄まじい描写です。
観てるのが大変辛いですけれど、クオリティが非常に高く、確実に観る価値はあります。全10話ですし。

視点となる主人公は3人おり、3人とも実在した人物です。ジョゼフはそのうちの1人。
他、ジェームズ・バッジ・デールにジョン・セダ。

印象的なシーンは多くありますが、中でも、沖縄での日本人老婆との描写が忘れられません。

綺麗事ではなく、戦争の持つ残酷さがヒシヒシと伝わってくる作品です。

【通常版】 THE PACIFIC / ザ・パシフィック コンプリート・ボックス [Blu-ray]

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原作の一つがジョゼフ演じた主人公ユージーン・スレッジの著。

ペリリュー・沖縄戦記 (講談社学術文庫)

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もう一つも主人公の1人、ジェームズ・バッジ・デール演じたロバート・レッキーの著。

南太平洋戦記 - ガダルカナルからペリリューヘ

南太平洋戦記 - ガダルカナルからペリリューヘ


どちらも記録ですし、ノンフィクションですね。
ドラマは脚色もけっこうあるとは思いますが。



ちなみにこちらよりだいぶ先に製作された『バンド・オブ・ブラザーズ』という対ドイツ戦のドラマもあります。
こちらも非常に良くできたドラマです。
ちなみに主演はダミアン・ルイスですが、脇でマイケル・ファスベンダージェームズ・マカヴォイトム・ハーディサイモン・ペッグなんかが出てたりします。ドニー・ウォルバーグもいい味出してた。
ぜひ2作合わせてどうぞ。






とても長くなってしまいました。
ちなみに私としてはやはり『ジュラシック・パーク』『マイ・フレンド・フォーエバー』『ザ・パシフィック』の三作はとてもお勧めしたい。定番ですが。もし観たことなくて興味を持たれた方がいましたらぜひご鑑賞ください。

『ラジオ・フライヤー』や『サイモン・バーチ』もなかなかいい。『永遠の愛に生きて』は大好きなんですけど、DVDがないのが痛い。

ヒューマンが多い中で『激流』はジョゼフにしては異色。サスペンス好きな方はこちらを。



ジョゼフは私が好むタイプの映画によく出ていたんですよね。
これも好き、これもいい映画、これも面白い、ああまたこの子役か。というのが私のジョゼフ認識の最初でした(笑)
ジョゼフを追っかけてたわけではないのに、日本で観れる作品はほとんど観てしまっていて、いざファンになったら新たに観るものほとんどありませんでしたね(笑)
再鑑賞しまくりましたけど。



子役の頃の活躍と比べて最近はパッとしないジョゼフさんですが、地道に応援していきたいと思います。
本人は監督志望みたいですし、そちらの仕事もしているよう。期待したいですね。