我が人生は物語と共に

映画や演劇の感想など。エンタメと文学をこよなく愛します。

意外にハマった『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』

昨日は『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』の公開日。

最近なんだかんだちょっと楽しみにしていたので(『ハンガー・ゲーム』って三部作と言えばいいのか四部作と言えばいいのか。 - 駒子の思考)
早速レイトショーで観てきました。
 
 
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2014 アメリカ
脚本: ダニー・ストロング、ピーター・クレイグ
原作: スーザン・コリンズ
 
 
 
 
正直期待はしていなかったのですが、それが良かったのか。
面白かったです。Twitterとか見てても酷評の方が断然多いのに。
最初は微妙というか、やや退屈だし、なんとなく冷めた目で観ていたのですが、いつの間にやらすごく引き込まれていました。真剣。
観終わった頃には、これ三作の中で一番面白かったかも?とまで思ったり。
 
ただ、もともと一作の小説を二部作に分けて映画化するのは、やっぱり大人の事情というかお金の事情というか……を思ってしまってなんか嫌。なので一作で作って欲しかったかなーとは思います。
その方がテンポも良かっただろうし。
 
あと、バトル要素がかなり少ないです。ほとんどないです。
ほんの少し入った戦いシーンは迫力があって良かったのですが。
なのでアクションを強く求める方にはオススメしません。
私もジェニファーのアクションもっと見たかった……(笑)
 
 
もうひたすら政府と反乱軍の駆け引きですね。そしてカットニスを巡る人間関係。それがメインであり、見所でもあるのですが、つまらない人はつまらないでしょう。
あと先ほども言いましたが、最終章を二作にしたことにより、進み方がゆっくり。前二作とは段違いなテンポの遅さ。
これもつまらないと思う人が多い原因のひとつじゃないのかと思います。
 
 
私はもう、カットニスとピータに感動でしたよ。お互いがお互いをひたすら思っていることが、あの状況ではとても辛い。
 
そして予想通り、出番少なめだったピータ。まあ仕方がないです。出番は少なくても印象バッチリ。
 
あとはヘイミッチがやっぱりいい。ウディ・ハレルソン自体好きですが、あのキャラがいると安心します。
 
 
ああ、ただ前作の記憶が消えすぎていて、出てくる名前にいちいち「誰だっけ?」と頭をひねるはめになったのは痛い。
余裕がある方は復習してから観に行かれるのをオススメします。
まあそんなに支障なかったですけどね。
 
ちなみに本編上映前に、前二作のあらすじが流れました。これは賛否両論でしょうが、私にはとりあえず役に立った。
 
 
しかし、カットニスはひたすら誰かに利用される存在なんだな、と……。一作目からそうなのですが、今回初めて実感しました。
かわいそうでかわいそうで。
もちろんカットニスは自分の意思で動くわけですが、それも色んな大人たちに利用されまくった故の結論と社会状況のためと思うと哀れで仕方ない。
 
そしてこの話、ハッピーエンドな未来が見えないのですが。どうなんでしょね?まさかティーン向け小説ですごく悲惨な終わり方、なんてことは……ないとは言えないけど。
 
 
また改めて実感したけど、ジェニファーが演技上手すぎる。素晴らしすぎる。
やっぱりジェニファー・ローレンスじゃないとこのシリーズは成り立っていない!と思うくらい。
 
あとこのシリーズの強いところは、脇を固めるベテラン陣の多様さですよね。こんな人がこんな若者向けシリーズに……と不思議な気持ちになったりします(笑)
 
 
次が気になりますねー。どんな結末を迎えるのか。幸福か悲劇か。
今すぐ観たい!と思うほどでもないですが(笑)
期待値ははるかに上回ってくれました。
 
 
 
最後の最後、『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』は11月20日に全世界同時公開。