我が人生は物語と共に

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長男の硬派な魅力『セカンド・チャンス』第8話、第10話

セカンド・チャンス

第8話『長男の危ない青春』
第10話 『禁断の初恋』


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一言で言うと、子連れ同士の再婚を巡るコメディです。

主役は藤井春子(田中美佐子)。再婚しようとする相手が野田勤(赤井英和)。
春子の三人息子が上から渡(堂本剛)、律(黒田勇樹)、昇(塙翔平)。
勤の一人娘が君子(宮城秋菜)。
という家族構成です。



唐突に観たくなったので観ました。最初から観ようかとも思ったのですが、とりあえず剛くんの出番が多かったような記憶があるこの2話をチョイス(笑)
意図してなかったのですが、2話とも雪解け回でした。

ばりばりネタバレありなので嫌な方は回避どーぞ。





第8話『長男の危ない青春』

家出中の長男の渡と次男の律。律は祖母の家にいるのですが、渡は行方不明。ずっと働いていた新聞配達をやめ、デートクラブでいわば真っ当ではないお金を稼ぎます。
迎えに来た春子と勤。勤が渡をブン殴り、「親父さんだったら殴ったはずや!」これをキッカケに、渡は勤に対して心を開くように。



渡にデートクラブを紹介する先輩として、V6のイノッチこと井ノ原快彦が登場。出てたことは忘れていたのでびっくり。

家族のためにお金を稼がないと、と家出し学校も行かずデートクラブで働く渡ですが、不良にはなれない純粋さ。そもそも動機が「家族みんなで暮らすため」ですからねぇ。まだ春子と勤の結婚も認めていませんし、長男である自分がなんとかしないと、という責任感。

春子さんも渡を心配しまくるので、珍しく母親らしい描写がある回だと(笑)
勤の普段はうざくてうざくてたまらない、あの熱血さが渡の心を動かした、良いエピでした。





第10話『禁断の初恋』

君子の渡への片思いが皆の知るところに。
それを巡って外野は勝手にうるさく騒ぐ騒ぐ。
渡は君子と話をし、結果的に君子は失礼。
で、春子となんやかんや本音で話をしたり、また君子に初潮がきて、最終的に春子に頼ったりと、春子と君子もなんとなく和解。



君子ちゃんの純粋さがまた良い。
大人は嫌ですね、余計なことばっかり。大人に限らず外野ってのはうっとおしいものです。春子と勤はまたデリカシーのないキャラクターですしね(笑)

「見ているだけで良かった」「そっとしといて欲しかった」という君子ちゃんの言葉が切実で可哀想。


渡と君子ちゃんが話す場面が切ない。
「俺、お前のこと、妹と思ってる」と、先に勤と和解した渡は、こんな台詞を君子の返事とします。
これは失恋という意味でもですが、まだこの時点では勤と春子の結婚を認めていない君子には、二重に辛い言葉だったなぁと。


最後に、春子の持ってきた赤飯を食べる君子。これも良い描写でしたねぇ。


顛末を知った律がなんやかんや渡に言うわけですが、それに対する渡の台詞で名言が炸裂。
「そういうのは優しさって言わねぇんだよ」
「その時は相手を傷つけても、はっきり言った方がいいことだってあるんだ」
うわー、男前!そうそう、誤魔化すことが優しさではないんですよねぇ。
「そうやっていつも一人でカッコつけちゃって…」とブツブツ言う律(笑)

しかしつくづくこの渡くんは男前ですよ。
ザコンでも硬派ですしね(笑)ベタベタ母親に引っ付いているのではなく、亡くなった父親の代わりに、自分が母親と、そして弟たちを守らなければという使命感に溢れている。

しかし、君子ちゃんに対して言った台詞に「こういうの俺、初めてだからさ」って……ウソだろ!
バスケ部で大活躍で、ルックスも良いんですよ⁉︎モテモテでしょーよ!(笑)

というのはまあ置いておいて。
渡の魅力は家族思いの点と、硬派な点であるわけですが。
あまりに硬派すぎて絶滅危惧種か!という。

今いないでしょこんな中学生。昔はいたの?希少価値高いですね。こんな子同じ学校にいたら即惚れですよ。まあ学校で見る分には家族思いかどうかまで分からん気はしますが。

この頃の剛くんは、少年特有の色気があってもう見るたびに惚れますね。
少年らしいルックスと漂う硬派さの間に軽く溢れる色気ですよ。素晴らしいですね。






ただただ渡くんの魅力を語ってしまった。



ドラマ自体とても面白いのでぜひどーぞ。








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