我が人生は物語と共に

映画や演劇の感想など。エンタメと文学をこよなく愛します。

サンタクロースを信じますか?

今日、実家でクリスマスツリーを飾った。
いつもは玄関に飾るんだけど、今回は居間。だから、いつもより小さめのツリー。



「いつからサンタクロースを信じなくなった?」というのは定番の話題だけれど、私はその時期を覚えていない。覚えているのは、「小学6年生までサンタを信じていることにしよう」と思っていたこと。
いや、正確にはサンタの存在自体を信じなくなったわけではない。しかしいつからだろう、私は自分のところに来るサンタは親だと知っていた。でも小学生の間は、サンタはサンタなのだと信じているふりをしよう。そうしていることで、ある意味親を喜ばせているつもりだった。
私は、自分の成長が親にとって喜びであると同時に、一種の寂しさも与えるものだと薄々感づいていた。

中学生になって急にサンタの話をしなくなった。不自然だったかもしれない。でも時々思った。母も父も、私が小学生のときサンタは親だとわかっていたことを、知っていたのかもしれない。知っていて黙っていたのかも。私も、両親も。

サンタが親だと知った時期も覚えていなければ、そんな瞬間があった覚えもない。ある時いきなり知ったわけではなく、ただすーっと、「親なんだ」という認識が芽生えていたように思う。それでショックを受けた覚えもない。
だって親がサンタなのだから。何を悲しむ必要がある?


だいたい、サンタクロースってなんなんだろう。
夢を与えるのがサンタなら、ほかの多くのことと同じように、「信じる」「信じない」の議論は不毛だ。
それに、上でも言ったけれど、私は「存在自体を信じなくなったわけではない」。