我が人生は物語と共に

映画や演劇の感想など。エンタメと文学をこよなく愛します。

「キャラメルボックス『涙を数える』」アメブロ転載(2014/8/17)

アメブロ転載第四弾。

これを残しておきたかった(笑)







以下転載

10日に観に行ってきました。
お初のサンシャイン劇場
私のお目当ては辻本祐樹さん。日本人で一番好きな俳優さんです。今のところ(笑)
辻本くんと共に、池岡亮介くんが客演でしたので、D-BOYSファンの友人を引っ張って行きました。

前日に『TRUTH』2005年公演のDVDを観て臨みました。このDVDで上川隆也さんが演じた鏡吾の過去が物語られるのが、今回の『涙を数える』。今回この舞台で鏡吾を演じられたのは、多田直人さん。



一応ネタバレ注意で。



お先に『TRUTH』の感想をちょろっと言っておくと。普通に面白いです。キャラメルボックスの舞台にしては重いと聞いてたのでけっこう構えて観たのですが、構えすぎてたのかそれほどでも…(笑)まあ確かに重いですけどね。裏切りだし。でもラストがある意味優しい終わり方だったので、こちらの思いとしては割とスッキリしています。

『TRUTH』では主役ではないはずの鏡吾がやはり一番印象深かったし、彼に共感して観る人が多いんじゃないかな~と思います。鏡吾の裏切りのシーンからは本当にのめり込んで観ましたね。上川さんも好きな俳優さんですが、さすが上手いわ~。

ただ、メインが多いせいか。うるさい…。特に前半かな。まあテンション高い芝居の印象はありますよね、キャラメルボックスって。それがこの劇団の色なんでしょうが、観ていて正直疲れました。が、後半くらいからはそれも気にならないくらい面白かったです。



本題の『涙を数える』。
要は男と男の友情物語ですね。鏡吾と、明一郎の。

お目当ての辻本くんは明一郎役。目当てだったので、どうしても彼の姿をよく追ってしまう傾向にはあったんですけど(笑)そうでなくても明一郎は準主役的な立ち位置ですしね。
ファンの贔屓目に見なくても、彼は良かったと思います。こういう明るくて真っ直ぐで、でも何かを抱えているような純粋な青年の役というのは、辻本くんの十八番だと勝手に私は思ってます(笑)爽やかなんですよね、すごく。だから明一郎というキャラクターは合っていました。友人を思うゆえにとった行動がその友人を傷付けてしまう。でも明一郎はやはり何よりも鏡吾という友人が大切なんだということが伝わりましたね。また、父親に対する思いには泣かされた…。尊敬してたから尚更ショックなんですよね。

また鏡吾の方も、明一郎が自分のためにとった行動とは分かっていても、それにプライドをズタズタに引き裂かれてしまい、それを許せない。それでも結局は明一郎が一番の友人だと……。

逃げていた明一郎が鏡吾を呼び出し、「道連れにする」と言って鏡吾に斬りかかっていく場面がかなり印象的でした。観客側も、明一郎が本心でそう言っているのではないことは分かっている。そして鏡吾に自分を殺させようとしているのも分かっている。その理由がその時点ではまだ明らかにされていない。けどそれはきっと鏡吾のためなんだ、ということも、観客には分かっている。そのもどかしさと切なさと、辻本くんの演技の迫力でもう泣きそうでした。最初の泣きどころ(笑)

あとはまあ、明一郎が父親を殺した理由を明らかにするところとか。やっぱり鏡吾のため…。いや、鏡吾のためだけでなく、父親がそんなことをしていたのが息子として許せなかったんだなぁ、という、親子の複雑な愛情も感じられて、観ているこっちも複雑でした。

明一郎と鏡吾、もしかしたら立場は逆だったかもしれない、というのは感じ入りましたねー。

で、明一郎の死のシーンはやっぱり泣いちゃいましたね。死ぬだろうとは思ってましたけどね。

でもなー、鏡吾の「友人は明一郎だけ」という心理はねー、分からなくもないけど、分からない(笑)一番の友人だったというのはわかるけど。『TRUTH』で鏡吾に裏切られる仲間たちのことを思い出すと哀しくなるんですよね。彼らは鏡吾のことを友人だと思っていたのに、鏡吾は明一郎という"一番の友"の影に縛られて、自分には他に友人はいないと思っている。いや、いらないと思っている。これぞ一番哀しいことですよね。明一郎が望んだのはきっとこんなことじゃなかったのになぁ。哀しいし切ない。

そういえば友人の目当て(?)の池岡くんですが、意外に上手い(笑)とか失礼なことを思いつつ(笑)だいたいお笑い担当でしたが、テンポが良くてなかなか笑えました。可愛かったし(笑)

で、『TRUTH』を観て感じた"うるささ"(笑)『涙を数える』では感じなかったです。人数が少ないせいですかね。全部で7人のキャストという少なさ。あとはやっぱりDVDじゃなくて生で観たからかなぁ。生で観ると気にならないけど、DVDで観るとうるさく感じたりっていうのは、舞台の映像化だとあり得ることだと思うんで。

キャラメルのメンバーだと岡田達也さんが印象的だったかなぁ。悪役。憎らしい……。悪役って役者的には得かつやりがいありそうだよなぁと常々思ってます。
カーテンコールでの役とのギャップが可愛かったです(笑)

てかカーテンコール(笑)辻本くんはやっぱり爽やかだな~って感じだけど、池岡くんと岡田さんが(笑)おとなしいな~って思いました(笑)

私が東京在住だったらもう一度観に行ったのに……。DVD出たら買うと思います。

ところで座席は19列という後ろの方でしたが、かなり観やすかったです。さすがこじんまりした劇場。いいですね~。

で、後悔がひとつ。この公演のチケットをですね、辻本くんのブログ先行で申し込んだんですよ。なので、辻本くんのブロマイドが特典でついてたんですよ。……貰ってくるの忘れた……!いやー、なかなかショック(笑)

この公演の前説が遠藤雄弥くんでですね。公演終了後にお見送りに立ってたんですよね。
遠藤くんに気を取られて辻本くんブロマイド忘れた……!(笑)
アンケート書いてる間にかなり人が減ってたのと、加藤昌史さんの後押しがあり、遠藤くんにちょろっと声をかけることができて舞い上がってたんですねー(笑)しまったしまった。