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我が人生は物語と共に

映画や演劇の感想など。エンタメと文学をこよなく愛します。

ミュージカル『SAMURAI7』感想

黒澤明の名作映画『七人の侍』が原作であるミュージカル『SAMURAI7』。






舞台『ジャージーボーイズ』で完全にファンになりました矢崎広さん。それより前からじわっと好きだったような感じですが。
そして何故か今このタイミングでまた矢崎さん見たい歌聴きたい衝動。
というわけでいろいろ観ようとしているところなのです。


先日は有村架純主演『ジャンヌダルク』を観ました。
感想書いてないですが。特に好きではなかったということですハイ。悪くはないけど。単に好みじゃない。
堀北真希主演『嵐が丘』も録画してるのですが、原作が好きすぎてちょっとこわくてまだ観れていないです(笑)





で、今回はミュージカル『SAMURAI7』を鑑賞となりました。DMM.comの配信で。


これがまたなかなか面白かった。
ぶっちゃけジャンヌダルクより面白かったです。

そりゃそうか、なんせ原作が黒澤明の『七人の侍』。
もともと『SAMURAI7』は『七人の侍』を元にしたアニメって聞いていたので、このミュージカルはそのアニメの舞台化なんだから、「映画とはけっこう違うのかな」「なんかぶっ飛んでるのかな」とか勝手に思っていたのですが、割とまんま『七人の侍』でした。そりゃ面白い。


というわけで、簡単に感想。
ほとんどキャストとキャラクターについて。矢崎さん多いです。



ミュージカル『SAMURAI7

2015年公演

原作: 黒澤明七人の侍
演出・振付: 上島雪夫
音楽: 佐橋俊彦
脚本: 入江おろば
出演: 別所哲也矢崎広、古川雄大、野島直人、永山たかし、黒須洋壬、大澄賢也入来茉里、根本正勝、市瀬秀和、杉崎真宏 







感想

※舞台の内容及び映画『七人の侍』の内容に触れています。










先に書いた通り、本当に面白かった。期待してなかった分、より面白かった(笑)

それにめっちゃ『七人の侍』!!
ビジュアルがアニメっぽいくらいで、内容は『七人の侍』。(あと悪役のキャラクターもなんかアニメっぽい。厨二っぽい)
びっくりしたのが、役名もちゃんと同じ。『SAMURAI7』はカタカナのようですが。



ぶっちゃけ『七人の侍』も観たのだいぶ前なのでかなり忘れているのですが、その映画と関連して、この舞台で特に印象的だったのはキクチヨ役の大澄賢也さん。
めっちゃ三船敏郎の演技意識してる……!と思いました。もう三船や!と思いながら見てましたもん(笑)
私やっぱり『七人の侍』では菊千代が一番キャラクター的には好きなんですよねー。だから今回もキクチヨが一番好きでした。
あの名場面(「こいつは俺だ」)あるかなーどうかなーとか思ってたらやっぱりあって嬉しい。あれはいるよね。



あとやっぱりね、別所哲也さんですよね。
別所さんでミュージカルといえばレミゼジャン・バルジャン!CDしか聞いたことなかったのですが。ワクワク。別所さんに関してはかなり期待値高かったです。
素晴らしいオーラと貫禄。この人こそリーダーって感じ。うんうん、志村喬ユル・ブリンナー(※荒野の七人)もそうだもんね。



大澄さんも別所さんも歌声が良いんですわ。大人の男性!渋い!かっこいー!(笑)





あとはゴロベエも好き。黒須洋壬さん。
私おじさん連中好きなんです……かっこいいもん……(笑)


ところで演出と音楽が上島雪夫と佐橋俊彦で、しかもネルケプランニングですし、めっちゃテニミュじゃないですか。
ゴロベエの歌……思いっきりテニミュを思い出しました(笑)どこがと言われても困るが。他の曲は思わなかったのに、ゴロベエは「あ、テニミュや」みたいな(笑)



この作品の出演者、私が分かってるだけでも永山さん、古川さん、矢崎さんはテニミュ出身ですね。





あとシチロージの野島直人さんもかっこいい!カンベエの相棒的ポジション、良いですね〜。
それから侍ではなく、リキチ役の杉崎真宏さん!もうかわいいわこの人。
そういえば私、『七人の侍』観た時も、利吉役の土屋嘉男さんにかわいいかわいい言ってました……(笑)




ヘイハチ役の永山たかしさんは一時けっこう好きだったんですが、かなり久しぶりに見ました。この人のお芝居って割と独特な気がする。このヘイハチはなんか悟ってる感じ。




キュウベエ役の古川雄大さん、ファンの方には申し訳ないのですが、本当に苦手なんです。ダメなんです。顔が。
でも歌上手いし踊れるし殺陣も演技も良かったしで……良いと思いますはい。
1789も観たし、来月のエリザも出てますしね。なんだかんだ言ってちょっと楽しみです。




申し訳ないけど、キララは最初すごく浮いてる気がしました。それはこのキャラクターなのか、入来茉里さんの演技なのかはわからない。
でもまあ最後の方はあまり気にならなくなりました。慣れたのか。

キララのポジションって、『七人の侍』でいう、勝四郎と恋に落ちる娘役だと思うんですけど、これではカツシロウとくっつかなかったので、ああそうきたかと。ある意味新鮮でしたね。
そりゃ頼り甲斐のあるカンベエに惚れるよな……と言ったらカツシロウが可哀想か(笑)




で、カツシロウですよ!矢崎さん!
いやーこの矢崎さん、贔屓目抜きにして(るつもりで)とても良かったです。

『ジャージーボーイズ』の時もちょっと思ったのですが、いわゆる「チームの末っ子キャラ」みたいな役がハマるみたいですね。(ジャージーのボブはもっとしっかりしてるしビジネスライクだったけど)
特に今回は、こんなに矢崎さん演技上手かったの?と思ったくらいに良かった。

しかもかわいいんですよ!(笑)頼りないけどもう一生懸命で一生懸命で一生懸命なとこが!
いろいろと思いつめて、泣き出しそうな顔をしてるシーンがけっこう多かった気がするんですが、そんな表情がまたとても上手い。
悩み苦しみ、成長する好青年。涙を浮かべながらも強くあろうとする姿。はまり役でした。

歌も良かったですねー矢崎さんの声好きです。やっぱりまだ荒削りな感じはどうしてもありますが、魅力的です。
特に1幕であったソロより、2幕に入ってからの方がどんどん声が良くなってるように感じました。
別所さんとのデュエット本当に良かったよ……。別所さんの声の渋い格好よさに対して、矢崎さんの声の若さ、好青年っぽさがまたなんとも。ピュアな感じで。


というわけで、『ジャージーボーイズ』のあとも悩みに悩んで結局辞めた矢崎さんのファンクラブ、入会することを決意しました(笑)
SAMURAI7』が決定打に……。






思いがけず面白かった『SAMURAI7』でした。
黒澤映画って言ってもアニメ版の舞台だし、2.5次元ミュージカルだし、と思って舐めてかかってごめんなさい(笑)
テニミュ以来でしたわー2.5次元ミュージカル。





久しぶりに『七人の侍』観たくなりましたよ。
舞台観ながらここ映画でどうだったかなーとかつい考えちゃって。
観てスッキリしたい。

ついでに『荒野の七人』も観たい。
余談ですが、私は『七人の侍』では菊千代が一番好きですが、『荒野の七人』ではヴィンとチコが一番好きです。
さらなる余談ですが、今度リメイク版の『荒野の七人』が公開されるじゃないですか。予告を見て、クリス・プラットがマックイーン的ポジション(つまりヴィン役のポジション)のように見えるので、ものすごーく楽しみです!




関係ない話で終わっちゃいましたが、とりあえず『七人の侍』は面白いということで。

そんで矢崎さんますます応援します!(笑)





矢崎広出演↓


古川雄大出演↓




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