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我が人生は物語と共に

映画や演劇の感想など。エンタメと文学をこよなく愛します。

祝!直木賞受賞 恩田陸の個人的好きな作品を紹介します。

ついについに、6回目の正直!
恩田陸さんが『蜂蜜と遠雷』で直木賞を受賞しました。
満を辞しての直木賞作家です。
おめでとうございます。




もうかなり前になりますが、恩田陸作品にハマっていた時期がありました。
中学生くらいだろうか……。

よって、おぼろげな印象でこの記事を書いています。すいません。

なんせ作品数が多い人なので、全て読んでるわけではないのですが、個人的に面白かった作品を挙げてみたいと思います。
順不同で10作品。……と思ったけど、9作品になりました。


(※オススメとは限らない)


ではどうぞ。



六番目の小夜子

六番目の小夜子 (新潮文庫)

六番目の小夜子 (新潮文庫)

恩田陸といえばこれははずせない!
デビュー作になります。
NHKでドラマもやってて、それもまた面白かったと記憶しています。
今になってみるとなかなかの豪華キャスト。

津村沙世子――とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。

ライオンハート

ライオンハート (新潮文庫)

ライオンハート (新潮文庫)

恩田陸には珍しい(?)ラブストーリー。
あまり恋愛物は読まないんですけど、これは大好きだった。

いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ……。17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。時を越え、空間を越え、男と女は何度も出会う。結ばれることはない関係だけど、深く愛し合って――。神のおぼしめしなのか、気紛れなのか。切なくも心暖まる、異色のラブストーリー。

光の帝国- 常野物語

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)

私、恩田陸作品はけっこうファンタジーが好みなんです。
不思議な能力を持った人々の短編集。
常野物語はあと2作だったかな?発表されています。

膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。

夜のピクニック

夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)

多部未華子主演で映画化も。映画はまあまあ…普通かな。
歩行祭。これを読んで憧れた。ほんのいっときの青春時代。

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

チョコレートコスモス

チョコレートコスモス (角川文庫)

チョコレートコスモス (角川文庫)

演劇の物語。
これを読んだ時、ちょうど演劇に触れ始めた頃だったような。
恩田陸って何にでも興味持ってるんだな……と感心した記憶。
天才的な勘で演技力を発揮する少女に憧れた。
ちなみに続編が連載されていたようですけど、書籍化はまだなのかな。

芝居の面白さには果てがない。一生かけても味わい尽くせない。華やかなオーラを身にまとい、天才の名をほしいままにする響子。大学で芝居を始めたばかりの華奢で地味な少女、飛鳥。二人の女優が挑んだのは、伝説の映画プロデューサー・芹澤が開く異色のオーディションだった。これは戦いなのだ。知りたい、あの舞台の暗がりの向こうに何があるのかを―。少女たちの才能が、熱となってぶつかりあう!興奮と感動の演劇ロマン。

ドミノ

ドミノ (角川文庫)

ドミノ (角川文庫)

まさにドミノのごとき疾走感。
内容紹介にパニックコメディって書いてるけど、確かにこれはコメディ。
エンタメを求める方にはよりオススメ。

些細な事件が大騒動に発展していく、パニックコメディの大傑作!

一億の契約書を待つ生保会社のオフィス。下剤を盛られた子役の麻里花。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。昼下がりの東京駅、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが倒れてゆく!

Oh,My God! ! 怪しい奴らがもつれあって、東京駅は大パニック!

Q & A

Q&A (幻冬舎文庫)

Q&A (幻冬舎文庫)

恩田陸作品って割と賛否分かれる気がする。
そんな恩田陸作品の中でも、かなーり賛否両論の印象があるこの作品。
私もオチには割と唖然とした。そんな方向にいくの!?と思って。
でも何故か好きで何度か読み返した作品。
これに限らず、恩田陸作品は後半が「え?」って物がけっこう多いんですよね……。

都下郊外の大型商業施設において重大死傷事故が発生した。死者69名、負傷者116名、未だ原因を特定できず―多数の被害者、目撃者が招喚されるが、ことごとく食い違う証言。防犯ビデオに写っていたのは何か?異臭は?ぬいぐるみを引きずりながら歩く少女の存在は?そもそも、本当に事故なのか?Q&Aだけで進行する著者の真骨頂。

月の裏側

月の裏側

月の裏側

これもだいぶ賛否両論のような。
SFというかファンタジーというか。むしろホラーだろうか。
昔読んだ時はけっこう怖かったのですが、今読むとどうかな。

九州の水郷都市・箭納倉。ここで三件の失踪事件が相次いだ。消えたのはいずれも掘割に面した日本家屋に住む老女だったが、不思議なことに、じきにひょっこり戻ってきたのだ、記憶を喪失したまま。まさか宇宙人による誘拐か、新興宗教による洗脳か、それとも? 事件に興味を持った元大学教授・協一郎らは〈人間もどき〉の存在に気づく……。

上と外

上と外〈上〉 (幻冬舎文庫)

上と外〈上〉 (幻冬舎文庫)

これはかなりハマりました。
少年の冒険もの。このハラハラドキドキは最高。
ツッコミどころはあるかもしれませんが、この作品も他の何作かと同様、細かいところは流して読むが良し。

両親の離婚で、別れて暮らす元家族が年一度、集う夏休み。中学生の練は妹・千華子、母とともに、考古学者の父がいる中米のG国までやってきた。密林と遺跡と軍事政権の国。すぐさま四人はクーデターに巻き込まれ、避難中のヘリから兄妹が落下、親子は離ればなれに!?疲労困憊でさまよう二人の身に、異変が…。息もつかせぬ面白さの新装版上巻。




私って割と理屈っぽい性格なんですけど、そのくせ変なとこ流す傾向があるんだな……って、この紹介を書きながら思いました(笑)

でも今読んだらつまらないって思うものもあるのかもしれない……。






もうここしばらくはほとんど海外小説に傾倒しているのですが、これを機に『蜂蜜と遠雷』は読んでみたいなと思います。

蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷


それから『蛇行する川のほとり』は読んだことなかったのですが面白そう!

蛇行する川のほとり (集英社文庫)

蛇行する川のほとり (集英社文庫)


『不安な童話』も気になる。

不安な童話 (ノン・ポシェット)

不安な童話 (ノン・ポシェット)