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我が人生は物語と共に

映画や演劇の感想など。エンタメと文学をこよなく愛します。

日本版ミュージカル『ビリー・エリオット』制作発表記者会見

ミュージカル 舞台 洋画

昨日、ミュージカル『ビリー・エリオット』の制作発表にて、待ちに待ったパフォーマンス披露がありました!!



こちらにパフォーマンス動画あり。



パフォーマンス披露は、こちらのミュージカルの要となる"Electricity"。
ビリーが試験の終わりに、試験官に「踊っている時はどんな気分?」と聞かれて答える歌。
ここは原作である映画『リトル・ダンサー』で、私が愛してやまないシーン。



ダンスはやっぱり期待持てますね。
ロンドン版上映のエリオット・ハンナくんを見た時ほどの鳥肌感はないものの。凄いなと……日本にも凄い子たちいるんだ。そりゃいるよね。
ダンスは最重要要素とされてオーディションも経ているので、それだけのものがあります。
だから全編、他のダンスはどうなのか、またこれから更に成長していくだろうし、ワクワクします。

ダンスシーンで何よりも楽しみなのは"Angry Dance"のシーンですね。
ロンドン版観た時もここが一番鳥肌立ちました……すげえ!と。
"Electricity"は映画での台詞が好きすぎて、私の中ではダンスより台詞(歌)重視になっているかも。ダンスでは"Angry Dance"が一番好きですね。



歌も思ってたより上手。
最初の二人はなかなか、後からの二人は幼い印象だな、と思ったら、そもそも年齢が幼かったです(笑)

歌レベルよりも心配していた日本語歌詞、まあ違和感はあるものの、それは初めて日本語歌詞を聞くときにはいつも付きまとうものなので、そのうち慣れるでしょう。

"Electricity"で「電気のように」って歌詞じゃなくなってたら嫌だな……とものすごく心配していたのですが、そこはちゃんとしてた。良かった。
何回でも言うけど、ここの映画の場面が、とても好きで!印象深いのです。もうここは「電気のように」じゃないと。

「さあ…いい気分です。最初は体が堅いけど、踊りだすと何もかも忘れて、すべてが消えます。何もかも。自分が変わって、体の中に炎が…宙を飛んでる気分になります。鳥のように…電気のように…そう、電気のように」


何故か、幼い二人にバトンタッチした2番を聞いてる時に、不覚にも涙が溢れましたよ……。


このシーン本当に大好き。













さあ、ミュージカルファン界隈の皆さん、予習にはロンドン版ミュージカル『ビリー・エリオット』はもちろんご覧になっている方がほとんどかと思いますが、映画『リトル・ダンサー』も是非是非観てください……!


パフォーマンスでは、ミュージカルの方が当然ながらハイレベルでかつ派手です。まず子役のダンスレベルから違います。
映画はダンスシーンもそこまで多くなく、派手さがない一方で、細かい人間模様や心の動きが丁寧に描かれていて、本当に良作なのです。名作映画のひとつ。
キャストの演技も最高で、すごく感動させる。
ダンスは映画では、"Angry Dance"が見せ場かな。感情を爆発させ、ダンスに全ての心を乗せている。見所です。
是非!




と、今書きながら思ったのですが、子役のダンスレベルの違いって物語の印象として差が出る気が……。
いや、映画の監督が舞台の演出もしているだけあって、作品自体を貫くテーマや、流れ自体はそんなに変わらないのですが。
特に何が印象違うかっていうと、試験の合否について。

ミュージカルはハイレベルなダンス、誰が見ても飛び抜けていて、そりゃ試験も合格するだろうし、プロになるであろう実力。
映画はそうではない。踊れているしそれなりに上手いけれども、飛び抜けた技術ではない。もっと凄い子は世の中にたくさんいて、その中では平凡になってしまう、試験にも合格するかしないか、という感じ。

だから、ミュージカルでのビリーは合格して当然だけど、映画でのビリーはギリギリライン。落ちるか受かるかの境目で、合格を決定付けたのは、この"Electricity"という答えだったのではないかなぁと、そう思います。




ちなみに『リトル・ダンサー』は私が近年誰よりも愛する映画俳優、ジェイミー・ベルのデビュー作であり代表作ですので。
監督のスティーブン・ダルドリーも大好きです。本当に良い映画、私の好みドンピシャの映画を撮る方です。


と、『リトル・ダンサー』の宣伝をして終わっておきます。